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2007年8月15日 (水)

改憲と九条と軍隊と

 8月15日ということで書きましょう。
 ちょうどNHKで「日本の、これから」という討論番組も少しだけ観たことでもあるし。

 しかし不思議なのが、改憲論の世論調査なのですよ。
 番組中で、改憲肯定派は60%以上なのに、憲法九条の改憲賛成は30%以下というアンケート結果が紹介されていた。あとの30%はどこを改憲したいのだろうか? 漠然としていて解らない。
 よく時代に合わないと言う人がいるが、例えば九条はいつ、時代に合ったことがあったのだろうかと思ってしまう。

 戦争が終わってたった5年で朝鮮戦争が勃発し、それ以降も世界中で紛争が起こっている。過去にも戦争がなかった時代などあったのか? ということになる。

 そういう意味で私は改憲には消極派だ。具体的な現実性がなく実現性がない。

 九条改憲の理由の第一位、「自衛隊の存在を明記すべき」というのには私も異論はない。そういう意味で消極的ということです。軍隊が存在することで抑止にはなることは事実。自衛隊は否定しない。だが軍隊というものは抑止以上の存在意義はないのだが。
 なので改める意義が見つからないのだが。

 もし日本が戦争をする国になり戦争状態になったら、誰が戦力を指揮出来るのか? という疑問もある。
 今の日本には安倍総理、小泉前総理、石原都知事も含めてまともに軍隊を運用することの出来る政治家や指導者がいるのか? 自分の命を預けられるほどの戦略眼を持つ人が政治家の中に存在するのかということだ。
 私は皆無と思っている。

 タカ派と言われる人は特にだ。先の戦争の検証をしているようには見えないし。どうして負けたのか、どうすれば勝てたのかという検証も聞かない。
 敵を知り己を知れば百戦危うからず。という言葉もあるのに、敵国語だからと英語も使ってはいけないなど、敵を知ろうともしなかったことへの指摘も聞かない。

 国防はどうするのか? という話もあるが、現実的に国を守ることなど出来ないだろう。
 ミサイル防衛も確実性はない。防衛網をすり抜けるミサイルを造る方が簡単だからだ。仮にミサイルで撃ち墜とせたとしても、市街地上空なら破片で被害も出るだろうし、核ミサイルならどこで墜としても影響が出てくるだろう。
 そうなると先制攻撃でしかない。しかしこれは、こちらも撃たれることも前提としていなければならない。

 ちょうど今観ている「コードギアス」という戦争を扱ったアニメで、このような台詞があった。「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という。撃たれる覚悟があって先制攻撃論を語る人はどのくらいいるのだろうか。

 そもそも軍隊は国民を守らないことは、過去も現在も洋の東西を問わず共通している。というより国民を守った軍隊というものが存在するのだろうか?

 つまり戦わずして勝つ。これが最も現実的なことだろう。

 現在、日本と関係の悪い国は、韓国、北朝鮮、中国、ロシアの四つ。逆を言えばそれ以外の国との関係は悪くないということだ。近いだけに注意が惹き付けられやすいが、むしろこの四ヵ国が例外と考えるべきだろう。
 そしてアジア諸国では、日本が戦わないことで日本を評価しているという国が多いことだ。経済も技術もある日本が武装強化したらアジア各国はもちろん、ヨーロッパ各国はそれこそEUのように連合しないと対抗出来なくなる。警戒するのは当たり前のこと。
 たった四ヵ国のために多くの国を警戒させる必要などない。今以上に友好的な関係を築いて四ヵ国を孤立させるくらいのつもりでやっていく方が善いだろう。日本を敵に回せば世界中を敵に回すくらいのつもりで。

 まぁそうしたところで方針まで変える国ではないけどね。北朝鮮とロシアは体制の問題だし。体制が変わらない限りは日本に対する姿勢は変えないだろう。韓国と中国はそういう国民性だから。自分達が他からどう見られているかをあまり気にしない。だから他の国では韓国人入店禁止とか中国人入店禁止の店が結構あるそう。

 最後に、番組中でフリーターの人が、改憲されて戦争とかになれば今よりはマシになるだろうということ言っていたが、今より良くなることはありません。死んでも英霊となる前に無駄死にとなるだけです。今の「政治下」では特に。戦争になれば社会的弱者が真っ先に殺されるのは戦争の常ですよ。

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